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麦 アーカイブ

パンの気になる歴史「麦の刈り入れ」・・・その1

農業が最も進んでいたのは、彼らケルト人の社会だったそうです。

ローマの資料が伝えるところでは、ローマ人は耕作地に肥料を施していたばかりでなく、泥灰土や石灰もまいていました。

ローマ時代からすでにガリア人ローマ人はケルト人のことをそう呼んだは、古代ガリア北部地方の大開拓において刈り取り機を使っていました。

"ヴァリュス"と呼ばれたこの道具は、原理的には、機械じかけの一種の鎌だったとのこと。

2つの車輪がついた台の上に、大きな箱のようなものが乗っていて、その一方の突き出た端に、鎌のかたちをした歯がいくつもついていました。

これを牛あるいはラバでひくのです。

すると鎌のような歯が麦の穂をとらえて、刈り取っていきます。

大きな箱の中に穂がたまってくると、規則的にそれを空にします。

パンの気になる歴史「麦の刈り入れ」・・・その2

技術や労働の組織化の才能を、疑いもなくもっていたローマ人が、南イタリア、シシリー、北アフリカを開拓したときに、この高性能の刈り入れ機を導入しなかったのは奇異なことでした。

ただいえることは、刈り入れは奴隷によって、鎌を使って行われた、ということです。

奴隷たちは、小麦の茎を手でつかみ、鎌で刈って、それから束ねたのでした。

以前には、収穫期になると切り株のある畑の中に、麦の束が高く積まれて規則的に並んでいました。

今日では、刈り入れをして麦打ちをしたあと畑に放置された麦わらを、固く縛ってまとめた長方形の荷しかみられません。

小作人たちは、麦を穀物倉に入れることもしません。

種蒔きから収穫までの小麦と人間との何世紀にもわたる密接な関係は、機械の登場によってこわされてしまったようです。

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